朝の時間
サジの朝は、
棕櫚箒で床を掃き、
竹箒で庭を掃くことからはじまります。
夜の間に沈んだ埃を掃き、風で舞った落ち葉を掃く。
取るに足りないことですが、
「掃き出す」「払う」という行いそのものが、空間のみならず心まで清めてくれる様な感じがして、
兎に角気持ちが良いのです。
本格的な掃除は目的としていないので、
時間になったら切り上げてしまいますが、
忙しい毎日の中で、ちょっとした瞑想状態に入れる時間は貴重です。
職住一体なので、
暮らしと仕事をスイッチするために無意識に儀式化しているのかも?しれません。