気持ちで考える

千葉県佐倉市で、洗面・浴室の改修工事がはじまりました。

お施主様との出会いは、1年程前に遡ります。

奥様はものづくりのお仕事をされていて、

ご主人はDIYの達人。

 

今のお住まいを、手入れをしながら大切にされていて、

時間の重ね方がとても素敵だなというのがお二人の第一印象でした。

 

お住まいは、既に均一な空気感が漂っていてとても素敵なのですが、

今回は、27年お使いになった水まわりのリノベーションをお任せいただきました。

 

 

お風呂・洗面の設計で大切なことはなんでしょう。

 

水まわりは、からだと心のケアをする大切な場所。

健康を支える場所です。

さっぱりとして気持ちが良いこと。

緊張を解きしっかりリラックスできる場であること。

収納計画に無理がなく、家族の誰にとってもストレスフリーであること等々。

 

見た目を美しく整えることは勿論ですが、

建築を気持ちで考えることが求められます。

目に見えるものを設計しながら、

見えないものを見ているといいますか、

設計の先の暮らしを意識することが大切です。

浴室と洗面室は、

2室がひとつながりに見える様にしてほしいと、

具体的なご要望をいただきました。

2室の一体感を高めるために、

ガラスドア左方の間仕切壁もガラス張りにすることは出来るのですが、

 

湯船に浸かり頭を預けたときに安心できる様に、

こちらは壁を残させていただきました。

(ガラスにしないことで、日々のお掃除も楽になります。)

レインシャワーを設置しますが、

雨の様な柔らかな浴び心地は、ある程度天井高さに余裕をもててこそ。

 

低かった浴室の天井は解体し、

洗面室の天井面に合わせていただきました。

ゆったりと優雅なバスタイムになりそうで楽しみですね。

壁や床下、天井には、新しく断熱材を充填し、

浴槽の保温にも配慮。

深い窓台には、植物を飾っても爽やかかもしれませんね。

 

この日は、「頼んで本当に良かったです。」というお言葉をいただいてとても嬉しかったのですが、

お引き渡し後に同じご感想を持っていただける様に、

引き続き、小川共立建設の皆さんと丁寧に取り組みたいと思います。

 

ご家族の皆様には暫くご不便をおかけしますが、

引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 



コメントは受け付けていません。