自分達の世界
わが家には、ふたりの子どもがいます。
性格も趣味も異なるふたりですが、
気がつけば、
それぞれが中々ディープな世界を探求していて興味深いです。
息子の今の趣味は、料理と恐竜、そして野球。
恐竜が好きなことは知っていたのですが、
7歳ですから..
トリケラトプスが格好良いとか、そんな話だよね?と思っていた浅はかな母。
間違っていました。
暇さえあれば、恐竜関連の本を読み、小さな恐竜博士になっていたのです。
試しに、この図鑑で何が分かったの?と聞いてみると
○○の速度は○○km、体長は○○m、特徴は○○・・と順番通りにすらすらと出てくる。
(こ、これは、暗記して一体何の役に立つの?)と一瞬戸惑ってしまいましたが、
本人は、いたって真面目。
そしてとても楽しそう。
次第に、地理や自然、歴史や環境と様々な分野に興味の芽が伸びていることが(動画の視聴履歴から)分かり、
興味に意味なんていらないんだねと、ゆったりとした気持ちで見守れる様になりました。
傍に図鑑を積んで、恐竜関連の動画を観るのが彼のスタイル。
休日も、野球の前に熱心。
一方の娘は、
5歳からドラムを始め、
その後、ギター、エレキベース、コントラバス..と次々とマスター。
音楽を純粋に楽しんでいます。
最近は、自分の部屋をスタジオにすることにしたそうで、何だか楽しそう。
(部屋の隣が山で、本当によかった・・汗)
二人を見ていると、
何に興味を持つかよりも、どれだけ夢中になれるかの方が
大事なことの様に思えてきます。
仕事が忙しいと言えば言い訳になりますが、
普段はあまり子どもに深く関わっていないのですが、
観察して環境を整えることは、母の得意分野。
専門的な助言はできないけれど、
子どもたちにも、私なりの方法で環境を整えてあげたいと思う。