断熱改修

床・壁・天井の断熱改修が進んでいます。

 

スケルトンにして、内部の状況を観察。

局所的ではあるものの、内部結露を起こしていた壁内。

 

冬型結露、逆転結露の両方を防ぐために、

今回は、可変透湿シートとセルロースファイバーの組み合わせが良いと判断しました。

 

断熱材は、これが一番良いと贔屓にしているものはありません。

結露計算の結果なども参考にはするものの、

地域性、環境、様々な条件に合わせて、適切な工法を選べることが大切だと考えます。

 

勿論、数多くの現場（良い事例も悪い事例も）を見てきている専門業者、

職人さんたちの生の声にも耳を傾けることを忘れずに。

セルロースファイバーは、完全責任施工。

どうしても出来てしまう小さな隙間には、

大工さんに愛情を持って羊毛（セルロースファイバーと同じ熱伝導率）を充填していただきました。

洗面脱衣室の窓は、断熱窓に改修。

浴室の引き違い窓は、熱欠損の大元なので取り外して断熱材を充填しました。

 

浴室窓については、様々な考え方があると思いますが、

入浴の時間帯。

また、お掃除の頻度、窓外の眺望なども考慮しながら、

お施主様のご要望を伺った上で決定します。