Caesarstone

世田谷下馬の住宅。

ダイニングテーブルの素材を検討するため、

大手町のコンフォートさんを訪れました。

お施主様が選ばれたのは、

グレーベースにさりげない紋浮かぶ、御影石の様な風合いのシーザーストーン。

天然のクォーツ(石英)を92%の純度で使用した非常に硬質な素材で、

傷がつきにくく、耐熱性、耐汚染性にも優れています。

表面に孔がないため吸水率が低く、

コーヒーやワイン、ソースなどの染み込みもほとんどありません。

日常の食卓として扱いやすく、

中性洗剤やアルコールで清掃できるのも魅力です。

大理石のような質感を持ちながら、表情は均一で、

どこか洗練された印象を与えます。

仕上げには、艶あり艶なしなどのバリエーションがあり、

モダンにもナチュラルにも馴染む素材。

今回は、スチールの焼き付け塗装と組み合わせ、

静かな存在感を持つテーブルに仕上がりました。

制作は、キッチンの造作でもお世話になっているmobilitipoさん。

温かみのある椅子やファブリックの柔らかさと並べると、

素材の冷たさがほどよく中和されて、

落ち着いた空間になります。