巾木_1

青葉区の住宅。
静かな印象を大切に、細部の納まりを丁寧に検討しました。
巾木の存在を抑える方法はいくつかありますが、
今回は、コストを抑えながらもすっきりとした印象を実現できる
アングル仕様の入り巾木としました。
床と壁の見切りが目透かしとなり、面の構成がより際立ちます。
目立たない端部のディテールを丁寧に扱うことで、
空間全体の質が静かに高まります。

巾木の高さと建具下のアンダーカット(通気用の隙間)の高さを揃えることで、
ラインが通り、より端正な印象に。
ディテールをシャープにすることで、全体が甘くならず、
引き締まった空気が生まれます。

フローリングを加工して制作した箱階段。

框、階段の段鼻は一段ずつフローリングの実を利用して
見付を5mm弱に抑えました。
床と階段の見切りを消すため、各所の納まりを検討しながら仕上げています。
段差の多い住宅のため、この先端加工だけでも大きな効果がありました。