椎木舍
|Concept
山口県下関市の2世帯住宅です。
構造材、内外装材に地元の材料を多用した、周囲の環境・気候に馴染む落ち着いた佇まいの住宅です。
外部では外壁、板塀、デッキ、パーゴラに県産材の杉や椎を採用し、アプローチには地元産の石を選定しました。
一方、内部では床材、カウンター材、建具やサッシ枠の材料に、県産材の杉や椎を選定しています。
構造材、仕上げ材を地元で調達することで、地元素材の利活用、材料の運搬エネルギーの削減、資源の循環にも寄与しています。
4つの中庭と1つの庭園を持ち、どの部屋からも植物の成長や自然の恩恵を感じることが出来ます。
南北に伸びる建物形状を活かし、風の抜けや空気の流れも十分に検討することで、空調に頼らない体に優しい生活を送ることが出来るよう、計画をしています。
|Specification
竣工 2013/11
所在地 山口県下関市
建築用途 専用住宅
敷地面積 245.74㎡(74.33坪)
建築面積 110.82㎡(33.52坪)
延床面積 146.98㎡(44.46坪)
構造 木造
階数 地上2階
意匠設計 山下保博+渡辺美帆/アトリエ・天工人+松山建築設計室
施工管理 山下辰信+松山靖信+柴田昭子/山下建設株式会社
写真撮影 傍島利浩
※この住宅は、アトリエ・天工人での担当物件です。
※竣工写真準備中