外構工事
港南の住宅は、プロポーションを整える最終工程に入っています。
花壇と中庭の間には、間も無く
長さ約3.5mにもなる大型の木製竪格子が入ります。
繊細な木仕事で、玄関まわりに温かみを与えながら、優しく目隠しをする計画です。
東側立面。(上部見切れていてすみません。)
北東角(右手)には、サルスベリとカツラを。
中央、中庭の開口からはちらりと顔を出すするハイノキ。
花壇(左手)には、色づいたジューンベリー。
気持ちの良い間隔で植物が建築を包み、
お互いを引き立て合っています。
計画当初から配植を意識した建築計画をしてまいりましたが、
静かな建築が、自然の色で美しく色づいていく様子が堪りません。
東側道路に対しては、建物の角度をふることで、
角(写真右上)に、植栽スペースを設けました。
接道部には塀を立ち上げずに、花壇を計画しました。
角地の心意気を見せたい。
きたむら園の皆さんのアドバイスを受けながら、
それぞれのベストなポジションを探っていきます。
北村さんが持ってきてくださった赤いドラセナが格好良い。(泣)
花壇の縁は華奢に見せたくて、ブロックを加工をしていただきました。
この一工夫が大事。
小さなことかもしれませんが、とても良い仕事をしてくれています。
マルチングには、チップが入ります。
花壇まわりの床仕上げは、洗い出し仕様。
隣り合うタイルの色味に合わせて、ベースモルタルはダーク色を選定しました。
水やりをする度に、濡れた天然石の美しさにはっとしてしまうかも?しれません^^
植物を始め、自然のものは何一つ同じものはないので、
外構は特に、実物を見ながら現場での調整が欠かせません。
チームワークが問われます^^
中庭には、
施主支給していただいたドドナエアが場所を与えられて嬉しそう。
冬の紅葉が楽しみです。
造園屋さんには、支給品の植物も一緒に植えていただき感謝します。
それぞれが、元気に根付きます様に。
クライアントのH様のご厚意で、
11月7日にオープンハウスを開催させていただくことになりました。
宜しければ、気持ちの良い空間を是非現地でご体感ください。
(詳細は近日アップいたします。)
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