鉄骨片持ち階段

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片持ち階段設置完了。

朝の8時から夕方まで、丸1日がかりでの取り付けとなりました。

職人さん方、皆さん素晴らしいお仕事!

ありがとうございます。

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木造での片持ち階段は、一筋縄ではいきません。

揺れやたわみだけでなく、

建物本体への影響、壁仕上げへの影響などを考慮しながら、何度も打ち合わせを重ねてきました。

構造設計の春日井さん、鉄骨業者の園田さん、麻生監督、皆さん根気強く何度も打ち合わせてくださり

本当にありがとうございました。

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熱を加えることにより、踏み板が暴れることも考慮しながら、

サンドイッチ状の踏み板を現場溶接。

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素晴らしい精度の仕上がりになりました。

揺れは殆ど感じられません。

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洗面室から。

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最下段の踏み板は玄関まで広げました。

靴の脱ぎ履きの際などに、腰かけとしてお使いいただくことを想定しています。

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トップライトから降り注ぐ自然光は、壁を伝い方向性を優しく指し示しています。

緊張と解放が心地良い場所になりました。

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段板は黒色に仕上げ、ささら・ボルトは壁内に隠蔽します。

移動の道具としてだけでなく、静謐と美を感じられる階段を目指しました。

 

 



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