マンションでも可能な暖炉のある暮らし

2015.02.22

danro3

暖炉を設置予定のMさんと、

南青山にあるバイオエタノール暖炉のショールームへ行ってきました。

暖炉のある暮らし。憧れますよね。

焔の揺らぎを楽しみながらの会話。ゆっくりお酒を飲んだり、好きな音楽や本を楽しんだり、うたた寝したり…

そんな情景を思い浮かべます。

こころをほぐし、からだもあたためてくれる。

そんな火のある暮らしを毎日楽しめたら、最高ですね!

danro6

ショールームでは、実際の暖かさをご体感いただき、操作方法や安全性、お手入れ方法に加え、

火のある暮らしの魅力や焔のゆらぎを長い時間楽しむコツなどをレクチャーしていただきました。

 

今回採用を予定しているのは、「ecosmartfire」というオーストラリアのバイオエタノール暖炉。

baio

燃料は、トウモロコシやサトウキビといった植物由来の資源からつくられたもの。

煙やすす、有害物質を発生しない環境に優しいecoな仕組みの暖炉です。

また、煙突工事や電気工事が不要なため、自由に設置出来るのも特徴。

マンションでの暖炉の設置は何かとハードルが高いのですが、

こちらの暖炉でしたら、煙で近隣にご迷惑を掛ける心配や薪の調達・保管場所の心配が無いことに加え、

メンテナンス性の良さやランニングコストを抑えることも出来ますので(従来の暖炉・薪ストーブと比較)、

薪を使用する暖炉よりも、都心では採用しやすいといえそうです。

更に、建築制限もなく採用できるのも嬉しいポイント。

内装制限も受けず、機種にもよりますが、消防への届け出も不要です。

一般の置き型ストーブと同じ感覚で、焔を身近なインテリアに導入出来るのはとても嬉しいことです。

danro3

薪を燃料とする暖炉よりも比較的手軽に導入出来るエタノール暖炉。

あまり暖かくないのでは?と心配されるかもしれませんが、

本体から放出する熱量は3.5〜4.5KW!

従来の暖炉に劣らない充分な温かさを提供してくれますので安心ですよ。

ショールームでも、暖かさに窓を開けてしまうほどでした。

 

嬉しいポイントがもうひとつ。

エアコンやファンヒーターの様に温風で部屋を暖めるタイプの暖房と異なり、

加湿をしながら空気を暖めるため、一度あたたまった空気がさめ難く、快適な温度を保つことが出来るメリットが。

 

マンションだからといって、暖炉を諦めていませんか?

都心や既存住宅でも、焔を楽しむ方法があります。

お住まいの環境や諸条件と冷静に向き合い、ぴったりの暖房方法を見つけられたら幸せですね。

 

Mさんとは、 これから暖炉まわりの設えを詳細に打ち合わせしていくことになりますが、

とてもわくわくしています!

 

にほんブログ村 住まいブログ 女性建築士へ



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。