キッチン打ち合わせ

2015.02.07

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世田谷にあるオーダーキッチンの会社「リネアタラーラ」へクライアントのHさんをお連れしました。

使っている時のイメージを膨らませながら、納得のいく設えをプランナーと一緒になって考えるのはとても楽しい時間です。

毎日使う場所なので、過ごすのが楽しくなる場所に出来ると暮らしの満足度も大きく向上しますね。

 

今回は、調理をしながらコミュニケーションが図れるペニンシュラ型キッチンを計画しています。

パントリーや背面収納を併設した収納力たっぷりのキッチンです。

最近では、男性がキッチンに立つことも珍しくなくなってきました。

協力的なパートナーや将来お子さんと一緒にキッチンに立つことも想定し、

各部の仕様を確認していきました。

複数でキッチンに立つ場合、動作や動線の整理、通路幅の設定は勿論、ワークトップの高さも重要な確認ポイントです。

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ご主人と奥様の身長差がある場合、

利用頻度も基準になりますが、大抵の場合は背の低い方に合わせます。

加熱調理器部は、一段低く設計することもあるくらい、低い方が中を覗き込んだり調理をするのに都合が良いですから。

実際の調理シーンを想像しながら、慎重に高さ決定をいたしました。

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収納力の確認も忘れずに。

こちらのコンロ脇の調味料引き出しは、W300mmとワイド!

実際にショールームの方も使われている様ですが、これは重宝すること間違いありませんね。

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現設計の寸法に近い引き出し収納がありました。

ワイドな引き出しも使い勝手が良いことを確認出来、安心されていました。

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忘れられやすいのですが、ごみばこの位置は作業しやすいキッチンになるかどうかの大きなポイントに。

キャスター付きワゴンをキッチンカウンター下に収納し、必要な時だけゴミ箱を作業スペースの近くに置ける仕組みも

良いですねと打ち合わせました。

 

今回は、クライアントさんのご要望でキッチンの脇に何でも収納しておけるパントリーを併設しています。

乾物等のストックや根菜類の収納、漬け物等の匂いの出るものや非常用品、お酒等の貯蔵…

他にも使用頻度の低い家電製品や食器・漆器類等も入れておけて大変便利ですね。

棚板はあまり奥行きを持たせず設計しています。

一目瞭然で収納物が分かる仕様にすると、欲しいものが直ぐに取り出せて便利ですよ。

(奥にしまい込むと次第に取り出さなくなりますから、注意が必要です。)

こだわりの詰まったキッチンになりそうで、楽しみですね!

 

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