玄関手摺の革巻き工事

2015.01.11
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真っ白な鉄の手摺に、革巻きをさせていただきました。
革巻き範囲は、ご家族のご協力の元に現場検証をしながら決定。
一部分だけ巻くことにより、軽やかさを演出しました。

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革は、コバ(革の断面)と床面(革の裏面)も丁寧に仕上げられたイタリアンレザーを選定。
年月と共に美しくなる素材を吟味しました。
(コバと床面の処理は、革のケバだちを抑えると同時に不陸を防ぐ大切なポイントです。)

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今回は、玄関のプチリフォームを行い、ベンチと手摺を設えました。
手摺は、お年寄りや身体の不自由な人だけのものではなく、妊婦さんやこども、背の高い低いに関わらず
誰しもがあると便利なものです。
框を上がるとき、靴を脱ぎ履きするとき、立ち上がりの補助等、
縦手摺は様々な動作をサポートしてくれる優れもの。
毎日触れる部分に、手仕事の温もりを‥
家族皆に優しいデザインで、大好評でした。

余談ですが、玄関に手摺がないとつい壁に手をかけてしまいがちですよね・・
手摺は壁が手垢で黒ずむのも防いでくれてお勧めですよ。

 

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“玄関手摺の革巻き工事” への3件のフィードバック

  1. kaoru より:

    頭で思い描いていたより、数段素敵で気に入っています。暖かみもあり、それでいて絞まって見えます。巻いて頂いて良かったです。

  2. tad より:

    手すりにレザーを巻いてもらい、見た目一段と高級感が増し、実際も温もりが感じられるようになり大満足です。現場で実際に座った時、立った時の手すりをつかまる位置を検討してレザーを巻いてもらったので、日常生活で本当に役立ってます。
    手すりのホワイトとレザーのダークブラウンの色のコントラストも絶妙で、気に入ってます。仕事が丁寧で感心しました。今後とも頑張ってください。

  3. Miho Watanabe より:

    こんにちは。
    ご感想をお寄せいただき、ありがとうございます。
    毎日握るバーですので、愛着をもっていただけるようなご提案が出来て嬉しいです。
    濃い色の革を選定していますので、汚れなども気にせず使ってくださいね。
    握る程に艶が出て、風合いが増すのも天然素材ならでは。
    是非、経年変化も楽しんでください!

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