春の草

急傾斜地に隣接するわが家。

 

災害対策を兼ねて、

昨年、環境改善工事(土壌改良)をしていただきました。

 

冬の間、土中環境に変化があったのでしょうか。

笹との格闘で苦戦していたこの場所に、

今年の春は、こんもりと柔らかな草が茂っています。

(カラスノエンドウやオオイヌノフグリ、ホトケノザやナズナなど..所謂雑草ですね)

 

生える草で、ある程度土壌環境がわかるのですが、

彼らが住むのは肥沃な土。草花や野菜も育てることができる土。

目に見える変化を感じて嬉しくなってしまいました。

雑草を積極的には抜かない庭なので、

共存する草木は、ある程度背が高いほうが美しくみえるような気がします。

昨年刈り取った大量の笹は、

裸地に敷いてマルチングにしていました。

厄介者扱いされた笹が保湿してくれていた土壌。

そこから紫蘭の群生が顔を出していて、

美しいです。

 

生と死、再生。その循環を肌で感じられる庭仕事が好きです。

 

 



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