BOKASHI COMPOST

菜園づくりの一環で、

ぼかし堆肥づくりをはじめました。

ぼかし堆肥とは、

生ごみに米ぬかなどを添加し、それらを微生物により分解・醗酵させてつくる肥料のこと。

従来のコンポストは、大型で場所を取る上に堆肥化までに時間がかかり過ぎる様な気もしていましたし、

臭いや虫などが発生するリスクもあって、清潔に管理する自信が持てずにいました。

 

そんな私が導入したコンポストは、バイオ式のボカシコンポスト。(非電動型)

刻んだ生ごみを専用の容器に入れ、

上から生ごみと同程度のぼかしを添加します。

それを一杯になるまで重ねて、密封。

2週間保管すると堆肥が出来上がるというとても手軽なものです。

 

※お勧めは、容器の2つ使い。

1つ目の容器で発酵させている最中に、2つ目の容器で生ごみを溜めることが出来るので、

効率よく発酵肥料をつくることが出来ます。

EMぼかしの添加で分解が早く進むため、腐敗や異臭の心配がないのが嬉しいところ。

(EMは有用微生物群の略称で、

乳酸菌・糸状菌・光合成細菌・酵母などの微生物を複合培養したもの)

 

堆肥化は微生物にお任せしますので、私の役目は生ごみの水切りと、

大きければ刻み、ぼかしを添加することくらいでしょうか。

 

この方法でしたら、プランターでも生ごみを土に返すことが出来る様ですし、場所も時間もとりません。

同じ様に気軽に取り入れられる方がいらっしゃるのではないかなと思いご紹介させていただきました。

こちらは、ぼかし堆肥を混ぜ込んだわが家の畑。(養生中)

傾斜地を活かした2段式です。

 

ねこ柳と紫蘭の群生を間に、
上段には乾燥を好む野菜。
下段には水を好む野菜をまとめようかなと思っています。

隣の山に馴染むよう、
小枝や竹で簡易土留めをしたりして。

格好悪い?笑

 

 

 

日本の家庭ごみの約4割は生ごみだと聞きます。

家庭で恒久的且つ定期的に堆肥化できると、ごみの減量にもつながり良いですね。

 

ヨーロッパでは、脱焼却がメインストリームになりつつあり、

生ごみの堆肥化が義務付けられた国も出てきたそうです。

日本のBOKASHI(ぼかし)も大変な注目を集めている様で、なんだか誇らしいですね。

 

 

 

 

 



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